- 脊椎・脊髄損傷
背骨の中には脊髄があります。脳の命令を手足に伝えて動かしたり、逆に手足の感覚を頭に伝える、とても重要な働きをするのが脊髄です。また背骨(脊椎といいます)は、首、背中、腰の真ん中にあって、体を支えたり、動かしていますので、けがなどで骨折や脱臼をきたすことがあります。この時に同時に中に入っている脊髄を傷めると、手足が動かなくなったり、手足がしびれて感覚がなくなるなどの症状がでてきます。これらの麻痺には軽いものから重篤なものまであります。けがの部位が、首(頸椎といいます)の場合には手足、背中・腰(胸椎・腰椎)では足が麻痺し、これを脊髄損傷と呼びます。けがの原因としては、交通事故・転落・転倒・スポーツなどの順で多く、最近では高齢者の転倒や、青壮年のスポーツ事故(プール飛び込み、スノーボード)が増えてきています。一度脊髄を傷めると後遺症が残ることが多く、できるだけ早い専門的治療が必要です。
(日本脊椎脊髄学会ホームページより引用)
写真1
椎矢印で示した体が上下のものと比べて,圧迫骨折により変形しています.
写真2
写真3
写真4
幸いなことに,術前に神経麻痺は生じていませんでした.後彎変形を矯正するために脊椎固定術(前方法)を行いました.術後3週目に独歩で退院されました.
関連サイト
脊椎・脊髄損傷のリハビリ
(吉備高原医療リハビリセンター)
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