- 頚椎症・頚髄症
頚椎あるいは椎間板が痛んで骨棘(こつ・きょく)と言う骨・軟骨が増生するため、頚が痛くなる状態を頚椎症と言います。うなじ(項部)や肩甲部にも鈍い痛みがでることがありますが、温熱療法や軽い運動療法で様子をみれば結構です。この状態が進行し手足のシビレや痛み、運動麻痺や排尿障害が出現すると脊椎脊髄病専門医の診察が必要になります。骨棘の発生部位やその大きさをレントゲンで調べ、脊髄や神経症状の程度と脊髄変形を MRI などで検査する必要があります。この様に神経麻痺や運動麻痺がでてきた場合を頚髄症と診断します。軽度のシビレ感や感覚障害、痛みならば薬物療法などで様子を診ることもありますが、その症状がいっこうに良くならず加えて運動麻痺や筋力低下が出現すると手術が必要になります。手術は脊椎脊髄病専門の整形外科医を受診し、手術時期や方法などを相談すべきでしょう。手術は前方法(前方除圧固定術)と後方法(脊柱管拡大術)に大別されますが、何れの方法でも入院は 10日〜3週程で技術的にもほぼ確立されたものになっています。
(日本脊椎脊髄学会ホームページより引用)
手術の説明(
椎弓形成術
,
頚椎前方固定
)
写真1
MRI(頚椎)で脊髄が圧迫されています.神経の圧迫を取り除くために,椎弓形成術を行いました.
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