Okayama University Hospital, Department of Orthopaedic Surgery, Spine Group
岡山大学病院 整形外科 脊椎・脊髄グループ
疾患の説明 - 腰椎椎間板ヘルニア
  椎間板は髄核と呼ばれる柔らかい組織とその周辺に線維輪と呼ばれる外層で構成されています。髄核は子供や青壮年ではゼリー状ですが、年齢とともにみずみずしさがなくなってきます。壮年期には椎間板に裂け目が生じて、腰痛を引き起こすことがあります。裂け目が椎間板の外側まで広がると椎間板の内容物が押し出され、突出します。これを椎間板ヘルニアと呼びます。突出した椎間板が神経を押さえると下肢に痛みが生じることがあります。馬尾と呼ばれる腰椎部の神経が椎間板ヘルニアで傷つくと排尿や排便の障害が生じることがあります。腰椎椎間板ヘルニアに対しては脊椎脊髄病専門の整形外科的な診断と治療が必要です。通常は手術をせずに治癒しますが、適切な治療にも関わらず下肢の痛みが治らない場合、下肢の麻痺が進行する場合や前述の排尿、排便障害がでてくるような場合には手術が必要です。
腰椎椎間板ヘルニアの手術を受られる患者様へ (PowerPoint 8.8MB)
手術の説明(椎間板ヘルニア摘出術 PDF

写真1 写真1
MRIで矢印に示した部位に椎間板ヘルニアを認めました.この患者さんは保存的治療が無効であったため手術を行い,ヘルニアを摘出しました.
写真2 写真2
近年では,皮膚に残る傷が2cm程度の低侵襲手術が可能になっています(顕微鏡的内視鏡手術,MED法).

参考
日本整形外科学会(パンフレット)


CONTENTS
  HOME
   What's new
  疾患の説明
  手術の説明
  手術前後の評価項目
  岡山大学脊椎グループの活動
  クリニカルパス
  岡山大学で行われている手術
  スタッフ紹介
   
LINK
   岡山大学医学部 整形外科学教室
  整形外科 腫瘍グループ
  岡山大学病院
  岡山大学関連病院
  国内・国際学会
  岡山大学医学部図書館
  その他・便利サイト
  PubMed
  医学中央雑誌刊行会
  医薬品検索
   整形外科医の英語ペラペラ道場
   Okayama Spine Group
   
CONTACT
   岡山大学整形外科
email: seikei@md.okayama-u.ac.jp
TEL: 086-235-7273
(整形医局直通)
FAX: 086-223-9727

Get Adobe Reader


Copyright (C) 2005 Okayama University Hospital, Department of Orthopaedic Surgery, Spine Group. All Rights Reserved.